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特集|役立つリフレッシュ法と勉強のお供
集中力を取り戻すストレス解消法と息抜き方法
参考書に向かってばかりの受験生にはストレスや疲労がつき物です。
もちろん勉強やそれに対する集中はとても大事なものですが、ストレスを発散することや息抜きもまた、とても大事です。
多くの時間集中していると、目や肩を悪くするだけでなく、集中力が切れて勉強効率を悪くします。
せっかく参考書に向かっていても、集中力がないままでは、理解や暗記に多くの時間を費やし、結局のところ睡眠時間や休憩時間を削ってしまうことにもなり兼ねません。
常にいいコンディションを維持することが、受験期間を乗り切るコツなのです。
以下にいくつかその対処法を紹介します。
目が悪くならないための運動、体調を改善するストレッチなど勉強の合間にもできる短時間リフレッシュ方法は、個人差や好みがあるので、自分にあったものを選んでみてください。

愛犬の散歩やペット、家族との時間に触れる

愛犬のいる家では、ペットの散歩がストレスの発散に有効です。 ペットがいなくても、散歩に出て外を空気を吸うことはとてもリフレッシュになります。 愛するペットと少し遊んだりエサを与えたりするだけでも、癒されますし、元気をもらえますね。 もちろん、家族との会話や食事も、知らないうちにリラックスや癒しをもらっているはずです。 そういった時間は無駄ではありませんので、部屋に閉じこもりきりにならず、自ら取り入れていきましょう。
机の上の配置替え・飾り替え
毎日同じ机に向かっていると、その毎日に嫌気がさしてくることもあると思います。 そんなときは、ペン立ての位置を変えたり、本棚の向きを変えたり、卓上に少し変化をつけてみてください。 視界に入る風景が変わるだけで気分が変わることもあります。 但し、本腰をいれると部屋の模様替えなど大掛かりな作業にまで発展し、余計な時間をかけてしまうので、あくまで手元やよく目に入るものだけに。 好きな風景画や写真を飾ったり、好きな香りを置くのもいいかもしれません。
コーヒーブレイク

コーヒーに限らず、紅茶や緑茶、炭酸ジュースなど、自分がほっと一息つけるドリンクで休憩してみると気分が楽になります。 特に眠いときには、眠気、倦怠感、頭痛等に効果があるとされるカフェインを含んだコーヒーや紅茶がオススメです。 但し、カフェインは余り飲みすぎると気分を悪くする場合があるので、適度に摂取しましょう。 集中時には体内の糖分をエネルギーとして使うため、休憩時にはチョコレートなど少しの糖分を一緒に食べるといいでしょう。
美容院へ行く
毎日の勉強に疲れ始めたら、外に出かけるのがオススメ。 と言っても、受験生なら一日中外で遊ぶことはなかなか出来ないと思います。 そこで、美容院はどうでしょうか。 身だしなみは必要なものです。 どうせなら、リフレッシュを兼ねて行きましょう。 これなら気兼ねなく出かけられますね。 美容師さんとのたわいもない会話に元気づけられたり、スッキリした髪型で軽やかな気分になったりと、気分が穏やかになれます。
バスタイムの活用

お風呂はリラックス効果がとても高いので、是非活用してください。 1日の疲れを取るにも最適です。 熱めのお湯にサッとつかるより、ぬるめのお湯に10~15分ゆっくりつかった方がリラックスには効果的。 入浴剤を入れたり、お風呂で好きな本を読んだり、音楽を聴いたり、好きな時間の過ごし方をみつければ、お風呂がリラックスだけでなく1日の楽しみになりますね。
空気の入れ替え
よくありがちなのが、長時間部屋にこもって勉強をしてしまうパターン。 自分から散歩などで外に出ることはあっても、なかなか外の空気を家に取り入れていない場合があります。 風邪の原因になる恐れもあるので、窓は定期的に開けて外の空気を入れ替えましょう。 また、そのときに外の景色を見るなど一息つくことも忘れずに。 目の前の参考書ばかりを見つめていては、目に良くありません。 遠くの景色を見たり、自然の風景を見ると視力低下予防や回復にも効果があると言われています。 その際は、自律神経を沈める作用がある“深呼吸”も忘れずに。
適度な仮眠

どれだけ集中していても、眠気は突如やってきます。 一度眠くなると、なかなか納まらないのも厄介なところ。 そんなときは、無理に勉強を進めず5~15分の仮眠をとってみてください。 1時間や2時間眠るよりずっと、スッキリする場合があります。 もちろん、起きれない・・・という人にはあまり効果的ではありませんが、5分寝ることによって、ずっと集中できようになるという人の例はたくさんあります。 何時間も眠気に襲われるときは、とくに効果が期待できます。
ビタミンの摂取
ストレスや視力回復にとても効果がある食べ物は、“ビタミン”です。 緑黄色野菜や小魚、乳製品に含まれるビタミンBやビタミンCやカルシウムは、筋肉の緊張と精神の緊張をほぐしてくれる働きがあります。 また、レバーやブルーベリーに含まれるビタミンAや鉄分は目にいいとされていますので、これらは積極的にとってほしいと思います。 一気に摂取するよりも、毎日の食事や休憩に積極的に取り入れるほうが効果的です。
ストレッチ

長時間座りっぱなしになっているときには、血のめぐりがわるくなり、足がむくんだり、気力が低下します。 その予防のためにも定期的にストレッチをして体をほぐすことが大切です。 特に、首、腰、肩、手首は曲げ伸ばしを繰り返すことが重要です。 全身で伸びをすると気持ちもスーッとほぐれ、続けて行なうと身体がシャキっとしてきます。 軽い眠気なら、これでおさまることもありますよ。

●ところで“ストレス”って??●
「ストレス」という言葉をよく使いますが、これは、精神的緊張や生体内の防衛反応。
つまり、精神的または肉体的な身体への負担です。
“ストレスが溜まる”という表現がありますが、これは、日々の負担が積もりつもった状態を指していることがほとんどです。
しかし、この日々の負担は、個人の捕らえ方によって随分とその度合いや割合が変わってきます。
例えば、受験が刻一刻の迫ってくることへの“焦り”は、人によれば、「もうひと踏ん張りだ」という良いストレスとなりますが、焦りが嫌な人にとっては「焦りと緊張に耐えられない」という思いを抱え込む悪いストレスとなります。
こうした悪い緊張状態が持続的に続いたときに、イライラする・気力がなくなる・力がでない・といった症状から、お腹が痛む・下痢をする・頭痛が起こるなどといった身体への症状まで出てきます。
受験に限らず、ストレスによって何度もトイレに行ったり、薬の服用で眠気が酷くなったり、集中力や気力がどんどん低迷していく人は少なくはありません。
適度にストレスを解消すること、また、ストレスを受けない状態にコントロールしていくことが大切です。
人によって正しい答えがないだけに、解消法を見つけ出すのは難しい作業ですが、手遅れになる前に対処していきましょう。
勉強が楽しくなるアイテム“勉強のお供”

誰もが勉強を好きなわけではありません。
むしろ、もっと楽しいことがしたいと思う学生のほうが多いことでしょう。
しかし、受験にむけて、そんなことばかりも言っていられません。
しかし、勉強においても楽しむことは大切です。
勉強は、慣れて学力が伸びれば楽しいと感じられますが、伸び悩んでいたり、分からないことが多いとどうしても楽しむことは難しくなります。
嫌になれば、次は勉強習慣が崩れ、もっと悪循環を生むこともあります。
そんなときは、無理をせず何があれば少しでも楽しくなるか、頑張れるかを考えてみるといいでしょう。
例えば、可愛い文房具を持ったり、大好きなお菓子を鞄に忍ばせておいたり、勉強の合間の些細な楽しみを見つけることで、いつもより頑張れることもたくさんあります。
友達との会話も勉強のことばかりでは楽しくありません。
自分なりの小さな楽しみを探してみてはどうでしょうか?
最近、文房具屋さんには便利なものや見た目に可愛いものがたくさん並んでいます。
最新のアイテムを見つけて、一緒にがんばってみるのもいいかもしれませんね。
机の上は常に目に入っています。
好きなカラーを揃えればリラックス効果も期待できます。
また、単語帳やリングノートなど便利な道具で、小さな負担を減らしていくのもいいですね。
そして入試の時期が近づくと、コンビニエンスストアやスーパーには合格祈願のお菓子が期間限定で発売されています。
毎年おなじみなのが、「きっと勝つ!」と験を担いだ「キットカット」、明治の「カール」は商品名の頭に“う”がついて「ウカール(受かる)」というネーミングになって衣替えされます。
このほか「ハイレモン」は「ハイレルモン」に、コアラは眠っていても木から落ちないというキャッチフレーズを掲げた「コアラのマーチ」もあるようです。
どれも勉強の息抜きにピッタリですね。
合格までの勉強のお供はこれで決まり!?是非試してみてください。